”公文書改ざん・隠ぺいは許さない”

奈良革新懇の呼びかけで「森友幕引き許さない！安倍政権は退陣を！9条改憲NO！緊急集会＆デモ」が行われた。

前文科省事務次官の前川喜平さんから「森友学園問題も加計学園問題も政府は説明責任を果たさず、真相は解明されないままになっています。国政が国民のために行われず、政治権力を握るもののために濫用された疑いは濃厚になっています。このような権力の腐敗と暴走は、このまま見逃してよいはずがありません」とメッセージが寄せられた。

最後に奈労連・松本俊一議長がともにたたかう決意を述べた後、JR奈良駅前までデモを行った。

ならコープパート労組

奈労連が進める最賃審議会宛の最賃引き上げ署名にコープパート労組から署名が届けられた。労連の調べでも、最賃の近府県との格差は年々広がり、商品は同じ値段でもコンビニ店員の時給は大きく違うという矛盾が生まれている。「全国一律最賃に、近府県との格差をなくせ」は強い要求。格差はそのまま正規職の賃金格差にもなっている。公務員賃金も大阪と奈良では相当な開きがあるのが実態だ。「奈良は786円しか(鹿)無いのはなぜですか」。竹末事務局長は「しかもびっくり署名を引き続き広げてほしい」と言う。次号で具体的な怒りの声・要求を紹介したい。

今年2回目の年金受給日宣伝

4月13日、年金者組合奈良県支部(藤垣全弘委員長)は年金支給月に「安倍政権を許さない、年金削減は憲法違反だ」と訴え、削減に抗議する宣伝を行っている。

香芝市の宣伝行動　エコールマミ前で

この日は畿央大学のある人口の多い地域での宣伝。藤垣全弘委員長らが「年金機構は事務処理ミスを発生させている。あなたの年金は大丈夫ですか。差額が支給されていますか」「過少支給を確かめてください。間違っていたらすぐに請求しましょう」と訴えた。

振り向く人、署名に協力してくれる人も多くなり、約1時間で、署名は65筆となった。

奈良学園大学の教員8人が解雇・雇止めになってから1年が経過した。現在、奈良地裁で地位確認の裁判、また奈良県労働委員会で不当労働行為事件の審問が続いている。勝利を勝ち取るためには労働運動が欠かせない。

4月3日に入学式(ホテル日航奈良)があり、会場周辺で新入生や保護者に対し、奈良学園大学の不当解雇を訴えるビラを配布した。奈労連、関西私大教連、弁護団、国民救援会、共産党議員団、共産党奈良県支部関係者など各界から多くの応援があり、今回はマイクによる口頭での訴えも行い、昨年以上に強力な宣伝活動となった。

次回の労働委員会での救済の審問は5月9日。また、次回裁判での口頭弁論は6月5日にある。広く傍聴支援を呼び掛けている。

大和郡山市のコープ店で署名行動

松本俊一議長を先頭にコープ労組の橘書記長、大和郡山市労協の夜久議長、松村事務局長らが憲法3000万署名活動に取り組んだ。買い物客に声をかけると快く署名をしてくれる人が何人も。中には「自衛隊は国を守るのに、反対なのか。日本に自衛隊はいらないのか」と反論する人も。「この署名は自衛隊を認める人にも、『日本が海外で戦争する国になってほしくない』と、だから広げているのですよ」と話を進めていた。

傍聴席は満杯　奈良地裁・4月11日

奈良市の保育園(あけぼの会)で不当解雇され、職場復帰を求めてたたかう飯田憲子保育士の奈良地裁での本訴が始まった。すでに仮処分裁判では不当解雇との決定が出されている。本訴では使用側代理人弁護士から書証が提出されたが、平野理事長側には新たな反論はほとんどない。また、使用者側代理人弁護士は「非公開の和解解決への打診」を裁判長に申し出た。

しかし、解雇された組合側は「関心が強く、ぜひ公開にしてもらいたい」と強く求めた。飯田憲子さんは「傍聴に大勢来てくれたし、解雇撤回を求める平野理事長あての署名も、保護者からも集めてもらっている。とても勇気が出る。ありがたい」と裁判後の集いで参加者にお礼を述べた。

連絡は梅林まで。

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