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最新号 7月の奈労連新聞

「専任教員として職場復帰と金銭補償」を提示 【1面】

奈労連は「早期解決を」と要求

6月5日、奈良地裁では第5回弁論が行われ、豊川義明弁護士が意見陳述を行った。

奈良学園 伊瀬敏史新理事長が就任後初の団体交渉に出席

奈良学園大学(山郷町)で奈労連一般労組、奈良学園大学教職員組合による団体交渉が6月20日に開かれた。奈良県労働委員会が5月9日に提示した解決案の内容をめぐって交渉し、伊瀬理事長の見解が示された。

3名の組合員に専任教師としての復帰を

同委員会は基本的和解案として、学校法人奈良学園に対して、3名の組合員を専任教師として職場復帰させ、一定額の金銭補償を行うこと、申立人らに対しては、不当労働行為の救済申立て及び関連する訴訟を取り下げることを示した。組合側は早期解決のための和解を求めたが、同法人は200億超の流動資産を有しながら、財政状況を理由に基本的和解案を頑なに拒否。また、別組合との協約や退職に関する条件の「整合性」の問題も理由に挙げた。

理事長は終始責任逃れの言動

組合が解雇の発端として挙げた現代社会学部設置の失敗問題、ビジネス学部および情報学部継続保障の一方的破棄問題、第三の学部凍結問題に対し伊瀬理事長は前体制で起こったことであると主張。組合は伊瀬理事長自身による調査と情報開示を要求した。

主張 【1面】

主張

核兵器廃絶の条約に賛同 【2面】

山添村議会で意見書採択

森中村長、福井村会議が行進団を激励

平和行進 和歌山・三重コースが奈良県入り 6月20日

山添村役場村長室で平和行進ペナントに署名し、奈良県原水協・梅林事務局長に手渡された。左から福井議長、森中村長、梅林事務局長。

山添村を行進。奈良蟻の会合唱団から3人、年金者組合から藤垣委員長、清水副委員長や奈労連、民医連、大和郡山市労協が山添村入りし、三重県代表団を激励した。

山添村での三重県代表団からの引き継ぎ式。左が村在住の藤森さん。

今なお300万人超の苦しみ続く 【3面】

ベトナム戦争・枯葉剤問題シンポジウム(5月29日、大阪市・国労会館)

報告をするグエン・チ・ゴック・ホンさん (ベト・ドク兄弟の初代主治医)

300万超の人が、ダイオキシン入りの枯葉剤を浴びた後遺症に今もなお苦しんでいる。ベトナム戦争が終結したのは1975年。40年余りの時間が経過している。そんな中、ベト・ドク兄弟の初代主治医のグエン・チ・ゴック・ホン医学博士、2代目のタン医師、元人民解放軍少将のトゥさんら3人が、オレンジ村と呼ぶ新施設の建設支援を訴えるために来日し、大阪・京都・神戸でシンポジウムが開催された。ベトナム戦争中、日本の沖縄基地などから飛び立ったアメリカ軍によって、枯葉剤が投下されたことはよく知られている。しかし、戦後続く被害はまだまだ知られていない。

多くの人々から寄付を募り建設予定

オレンジ村は医療、リハビリ、就労支援作業所、療養施設を順次充実させていく計画途中にある。戦争の犠牲者は2世代、3世代にも広がっており、世界中からの支援が必要とされている。オレンジ村支援日本委員会への問い合わせは、奈労連・井ノ尾または電話075−254−0061(京都市・国際環境整備機構気付)まで

町から 村から 職場から 【4面】

あけぼの会の飯田保育士への不当解雇撤回裁判が続く (裁判所前で)

法人は和解の提案を示している。次回は7月11日(水)11時30分から奈良地裁。傍聴、激励支援を。

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お知らせ・行事予定

7月の行動予定

5日(木): 共同センター会議
6日(金): 春闘共闘会議常任幹事会
10日(火): 近ブロ会議
11日(水): 「どうする奈良県」(仮称) 実行委員会
13日(金): ディーセントワークデー
15日(日): 働く仲間の夏のつどい
18日(水): 過労死シンポ打ち合わせ
26日(木)〜28日(土): 全労連大会

裁判・労働委員会等

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