伊��理事長は解雇撤回し、一刻も早い学園正常化を【1面】

関西私大教連・奈労連・奈良学園教職員組合が署名提出（12月14日）

奈良学園大学本部（奈良県三郷町）

関西私大教連と奈労連は12月14日、伊��敏史理事長に対し、「奈良学園大学不当解雇事件」自主解決に向けて決断を迫る申し入れを行った。
個人署名は400人を超え、大学関係者などによる声明賛同者は団体・個人で100筆になっていることを示し、解決への意思を問う会談となった。
伊��理事長は「解雇の判断がどうだったかのかは裁判（大阪高裁）に移っている」「みなさんは不正常と言うが、不正常と思っていない」と述べた。
奈労連・一般労組の井ノ尾委員長は「コロナ禍の下で、働く者の雇用維持と生活保障の大事さは多くの国民労働者の強い願いとなっている。教育現場でのこうした事態が続くことはやはり不正常な事。理事長の責任で早期解決へ英断を」と求めた。

主張 【1面】

2021春闘　仲間を広げて要求実現【1面】

奈良県春闘共闘会議総会（12月11日）

奈良県春闘共闘会議の2021年は1月6日12時15分より、近鉄奈良駅前での新春宣伝からスタートする。

コロナ禍の今 他者への理解を【2面】

大前はるこさん（仮名） 【看護師・奈良市在住】

奈良市のフェーズ（警戒レベル）が�Vになりました。「いつ、誰が、どこで新型コロナウイルスに感染してもおかしくない状態」です。
「感染予防策の徹底、感染に備える」という、災害疫学的な考え方の重要性をウイルス学の専門家は提唱しています。
自分や家族が「濃厚接触者」になった、あるいはそれに該当するのか？という相談が急激に増加しています。誰から知らされるのか。保健所がその対応に追われています。 一人の感染者に対して、過去２週間（潜伏期間）の行動履歴を調査すると、濃厚接触者が10人、20人、接触者も含めると雪だるま式に対応数が増えます。 自分の行動履歴をしっかりと記憶、記録できていたら役立ち、記憶違いによる濃厚接触者の誤認の心配もありません。

11月末までの賃金「不当処分」見送り　売上改善に努力【3面】

奈良新聞労組が会社と合意

奈良新聞労組は同社と団体交渉で「覚え書き」提出で合意した。同社は「企画推進部」の組合員5人に、減給5％、1〜3か月の不当処分を8月末に言い渡していた。この問題で同社は「処分を3ヶ月猶予する」と譲歩したうえで、「当該組合員が予算達成に向け努力すること、その行動がみられるばあいは処分を見送る」とする覚え書きを締結することを求めてきた。5人もこれに応じ、11月2日に連名の覚え書きを提出。事態は一応収束を見た。

新人事制度の導入をもくろむ経営陣

社が提案しようとしている新人事制度は、個人目標を設定するものであるが、目標設定の緩急で個人給与が上下する運用が可能となる。この制度の矛盾は明らかだが、組合にさえきちんとした形で提案さえされていない。社員が納得する制度にするためには、十分な検証を積み重ねる必要がある。

日本政府は核兵器禁止条約の批准を【4面】

奈良県原水協（12月9日）

奈良県原水協は、11月9日の署名行動を50人の参加で108筆を集めたことに続き、12月9日には30人の参加で75筆を集めた。横断幕を作成し、原爆写真も展示して署名行動となった。
1月は22日に近鉄奈良駅前、生駒、王寺などで宣伝・署名活動を行う。1月24日は、ヒバクシャ署名推進奈良県民の会と共に自動車パレードを行うことを計画している。