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最新号 12月の奈労連新聞

要求で仲間を増やし【1面】

一人ひとりの行動が実現への力に

近鉄奈良駅前での県民集会に参加し、デモ行進の後、奈良県知事あての要求書を提出。(10月25日)

年末に切実な願いかかげて
奈良県教育委員会に要請行動

教職員の切実な声、訴え

奈教組は11月7日に県教育委員会と賃金引き上げ交渉を行い、県人事委員会勧告の実施や修学旅行引率の夜間手当支給などの進展を確認して終了した。県教職員課課長は、財政難の中でも教職員の声を反映する努力をしており、未解決事項についても提案を検討中だと述べた。

1人ひとりが行動に参加することが要求実現につながっている。

心身ともにゆとりをもって教育活動を

大石教育長は、修学旅行引率業務の基準改正やインターバル制度導入を進め、市町村教育委員会にも協力を求める方針を示した。一方、奈教組は定員増と業務削減が教育現場の改善に不可欠と指摘し、さらなる努力を求めた。奈教組は「要請行動」を展開し、多くの職場から意見を集約して提出。2024年末、賃金確定交渉を最終回答のもと終結した。

主張 【1面】

主張

平和でなければ文化遺産は消えてゆく【2面】

祝園ミサイル弾薬庫問題を考える
奈良女子大学・上野邦一名誉教授が講演

上野市は祝園弾薬庫周辺の文化遺産の価値を解説し、「平和でなければ文化遺産は消える」と、戦争による文化財の消失を警告。弾薬庫建設が「戦争準備への道」として危険だと訴えた。また、奈労連の織田浩路さんも「戦争準備は戦闘を招き、多くの犠牲を生む」と批判。『祝園ミサイル弾薬庫問題を考える奈良の会』が主催し、地域の寺社訪問などを通じて事態の重要性を広く訴えた。

県内でラーメンチェーン店など経営の会社が不当労働行為【3面】

中労委の認定受け「このような行為を繰り返さないようにいたします」と謝罪

常任幹事会では、奈労連に寄せられる労働相談、争議行動などを報告し、意見交換が行われている。

有限会社夢kitchen(濱田光邦代表)は、奈労連・一般労組(井ノ尾寛利委員長)に対し、「不法行為を繰り返さない」との謝罪文を11月19日に提出した。これは中央労働委員会の決定を受けたもので、ベトナム人労働者レーハンさんらの訴えに基づき、過去の団体交渉でタイムカードや出勤簿、賃金支払い記録の提示要求に誠実に対応しなかった点が認定されたことを謝罪する内容である。

濱田代表に対し団体交渉の申し入れ書提出

奈労連・一般労組の井ノ尾委員長は、「不当労働行為を繰り返さないためには、組合の要求に具体的な回答を提示し、実効性を伴わせることが必要」と指摘し、11月19日に濱田代表に改めて団体交渉の申し入れ書を提出した。

戦争する国づくりの危険性を解明【4面】

奈良県平和大会(11月4日、奈良弁護士会館)

11月4日に開かれた奈良県平和大会では、第1部で石川康宏教授が「戦争する国作りの危険性」と、それを無党派層に伝える工夫の重要性を講演。第2部では祝園弾薬庫問題やソーラーパネル問題、教育現場の国の方針に従う動きについて6団体が報告し、参加者の共感と怒りを呼んだ。

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お知らせ・行事予定

12月の日程

2日(月): 安保奈良代表者会議
3日(火): 労働問題検討会
4日(水): 革新懇代表世話人会
8日(日): 関電前行動
10日(火): 春闘共闘会議常任幹事会
11日(水): 奈良労働共済会総会
12日(木)〜13日(金): 近ブロ総会
14日(土): 奈良革新懇総会
近ブロ非正規交流会
16日(月): デイーセントワークデー
17日(火): 奈良県春闘共闘会議総会
24日(火)〜: 教育会館休館

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