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最新号 7月の奈労連新聞

原発ゼロの一点で共闘【1面】

原発に頼らない政治の確立を

全労連近畿ブロック・松本俊一副議長(奈労連議長)は挨拶で「奈良は2つの大きな流れが一緒になって様々な学習会や集会を展開している。参加団体も年々増え、『原発ゼロ』の1点で共闘することが様々な運動に波及し、大きな力になっている。

今こそ、この力を結集し、『原発依存社会・老朽原発依存経営ノー』の声を近畿全体からも上げよう。

重要なことは『原発に頼らない政治・行政の確立』『議会の勢力を変える』こと。7月の選挙はその絶好のチャンス。勢力図を変えましょう」訴えた。

会場の大阪市うつぼ公園で奈労連旗を持つ竹末事務局長

会場の大阪市うつぼ公園で奈労連旗を持つ竹末事務局長

主張 【1面】

主張

軍事対軍事、核対核ではなく、外交と対話で核兵器廃絶を【2面】

2025年原水爆禁止国民平和大行進が県内全自治体へ

6月5日から30日にかけて、67回目となる国民平和大行進が県内を行進した。

1958年から核兵器廃絶と非核平和の日本を求めて取り組まれてきた。生き残った被爆者は放射能の後障害に苦しみながらも「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」と。

三重県からの引き継ぎは山添村役場。野村栄作村長は「2度と戦争を起こしてはならない。引き継ぎ場所に山添村を選んでもらったことが誇り」と参加者を激励。奥谷和夫村議は「被爆稲の苗を育て続けている」と小学校の平和教育を紹介し、窪田村会議長は戦争遺族として「平和こそ大事」と挨拶した。

奈良蟻の会合唱団が『広島のある国で』などを歌い、名張市の三原じゅん子市議も行進に参加。平和の願いについて交流した。

独立と自由ほど尊いものはない〜戦争の終わらせ方へ〜【3面】

サイゴン解放50周年記念ツアーに参加してベトナムの民衆に共感

2025年4月26日から5月1日まで、日本ベトナム友好協会大阪府連のサイゴン解放50周年記念ツアーに参加しました。

1975年4月30日、サイゴン(現在のホーチミン市)が陥落し、ベトナム戦争が終わりました。2025年4月30日は、ベトナム社会主義共和国の南部解放・祖国統一50周年の一大祝賀行事でした。

ツアーは、初日にアメリカ軍が戦争の時に最初に上陸をしたダナン、日本人街があったホイヤンを巡りました。翌日ホーチミンに折り返し、南ベトナム民族解放戦線の拠点や、激戦地クチのトンネルの一部などを巡り、マングローブ林の中にも解放戦士の慰霊碑がありました。

パレードの解散地点で記念撮影。前列右から3人目が淺野さん

パレードの解散地点で記念撮影。前列右から3人目が淺野さん

教育の自由と子どもを守り、憲法を守る教組運動の前進を【4面】

第71回大和郡山市教職員組合定期総会(5月26日、郡山城ホール)

「教職員が管理され、教職員組合が攻撃される今日、大変危険な情勢といえる。教職員の超多忙化の被害者は教職員本人であり、子どもたちであり、父母国民です」と教職員の組合加入をよびかけた。

総会には奈労連・松本俊一議長や奈教組・西村徹書記長らが参加し、激励の挨拶を行った。

委員長に正田さん、書記長に溝田さんを選出した。

建交労奈良県本部は6月1日、年金学習会を開催。

第71回大和郡山市教職員組合提起総会

講師は、年金者組合奈良県本部の加藤書記長で、「年金の余金やため込みは軍事費に使われている。また、庶民にはわかりにくい年金制度を作っている」と指摘した。

その他記事一覧

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  • ランチタイム(3面)
  • 交流のひろば(4面)
  • 町から 村から 職場から(4面)
  • おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
  • 短信(4面)
  • 事務局だより(4面)
  • ダンディ今井の音楽あれこれ 155(4面)

お知らせ・行事予定

7月の日程

3日(木): 参議院選挙公示
15日(火): ディーセントワークデー
17日(木): 春闘共闘常幹
20日(日): 参議院選挙投票日
26日(土): 奈良県社会保障推進協議会総会
26日(土)〜27日(日): 全労連評議員会
28日(月): 安保破棄県実行委員会代表者会議
29日(火): 労働問題検討会

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