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9月の奈労連新聞

均等待遇を 〜黙っていては何も変わらない〜 【1面】

左から委員長の阿波谷美香さんと
浜崎利枝さん

大和郡山市立の保育園で働く保育士は臨時職員としてクラス担任から保護者との対応まで正職員と全く同じ仕事を20数年続けてきた。契約は半年更新で低賃金、無権利状態であることから、黙っていても何も変わらないと奈良自治労連・一般労組に加入した。
一人でも加入できる組合であり、数名だけの組合だが60名近い同じ仲間に毎年独自制作のアンケートを実施し、結果をまとめ交渉を続けてきた。
「これだけ正職員と同じ仕事をしているのにこの格差はおかしい」自分たちの権利を主張する動きは自治労連の援助もあり活動を続ける。今後は独立した組合として活動し、市内の七保育園にいる非正規職員同士の話し合いでさらに組合員を増員し、均等待遇に向けて頑張ろうと意欲をみせる。

答申 プラス11円(目安に+1円) 奈良地方最低賃金審議会 【1,2面】

奈良地方最低賃金審議委員会(会長井上清)は目安答申より1円アップの最低賃金額改定を労働局長に答申した。引き続き審議され決定される。奈労連はすでに異議ありとしているが、誰でも意義の申し立てができる。

中央最低賃金審議会の目安答申が出た。「地域格差容認どころか拡大するもの」「ワーキングプアの再生産ではないのか」「先進諸国比でも低い」、批判はつきない。「最賃問題」は労働団体だけの固有の課題ではない。二年目の意見陳述は県民主青年同盟谷川委員長が行い、その内容に反響が広がっている。
(詳細は「奈労連」2007年9月1 日 NO.214 参照)

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