最新号 4月の奈労連新聞
雇用を守り、勝ち取ろう大幅賃上げ【1面】
25春闘 ならコープ労組、医労連はストライキへ
ならコープでは定年退職後もアルバイトとして再雇用されるのが通例だったが、組合員のYさんは突然3月末で契約打ち切りと通告された。会社に説明を求めると、「65歳は自然退職だ」と主張し、「人は十分足りていて仕事がない」「若返りを図る」と言われた。
組合は「人は足りていない」「70歳前後の高齢者も再雇用され続けている」と再考を求めてきた。 また、組合が実施した職場アンケートでも、説明の内容が事実と全く反すると再確認された。会社責任者の藤井専務は「労働組合が何を言おうと結果は変わらない」「何でもやってくれ」と不誠実な言動に終始した。

(株)CWS社門前での宣伝行動。時間外、残業拒否行動を呼びかけた。(田原本町) 署名行動も展開中。ご協力を。
「3.9原発ゼロ・被災者支援、奈良のつどい」に500人【2面】
原発事故から14年、支援に感謝と連帯広がる
集会は奈良蟻の会による開会太鼓から始まり、7グループの歌声コンサートで盛り上がった。主催挨拶では、松本俊一実行委員会長が「原発の被害は今も解決していない。事実を知り広げよう。そして運動に変えよう。原発のない社会を作ろう」と訴えた。
原発賠償京都訴訟団共同代表・福島敦子さんが講演し、原発から避難してきた経緯や避難者の苦しみを涙ながらに話した。
また、木原壯林さんやジャーナリストの守田敏也さんらが原発の危険性についてリレートークを行った。

開会を盛り上げた、奈良蟻の会合唱団のみなさんによる「和太鼓傘踊り」
安全・安心の医療、介護実現へ 人員増・処遇改善を【3面】
全国一律最低賃金制度を求め国会議員事務所を訪問
奈良県春闘共闘会議は奈良の国会議員事務所を訪問し、議員秘書らと懇談。「県民・労働者の実態、願い実現へ議員として国会で役割を発揮してほしい」と訴えた。
具体的な内容としては、「医療・介護の分野は特に賃上げが遅れており、他業種への人材流出や関連の大学・専門学校なども定員割れを起こしている(医労連・鈴木書記次長)」、「物価高騰による貧困拡大により子どもたちの心身に深刻な影響が出ている。教職員の増員、養護教員の複数配置などが必要(奈教組・新子委員長)」など。
高市早苗氏の東野秘書、田野瀬太道氏の杉岡秘書、堀井いわお氏の嶋本事務所長らが誠実に応対、議員に申し入れ内容を伝えると受け入れた。

高市早苗衆議院議員事務所にて(大和郡山市)
「市民を監視する自衛隊への名簿提供は許せない【4面】
高校生が国・奈良市を憲法違反と地裁に提訴
80人を超える市民が裁判を傍聴した。裁判後、小野寺義象弁護士が「自衛隊の国民監視差止め訴訟で明らかになったこと」「自衛隊の監視の実態」について報告し、「監視の次は弾圧の段階になる」と話した。県平和委員会の河戸憲次郎事務局長は署名促進など今後の取り組みを提起した。

報告会で佐藤真理弁護士や諸富健弁護士が裁判の全国的意義を話した。
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お知らせ・行事予定
4月の日程
8日(火): | 奈良革新懇代表世話人会 |
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12日(土): | 奈良革新懇学習講演会 |
13日(日): | 災害対策とまちづくり学習会 |
15日(火): | 安保会議 ディーセントワークデー |
18日(金): | メーデー実行員会 春闘共闘常任幹事会 |
22日(火): | 近ブロ |
24日(木): | 労働問題検討会 |
