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最新号 3月の奈労連新聞

奈良新聞、理不尽な「報奨金」撤回 働き続けられる職場に組合員ふやし要求前進【1面】

奈良新聞「報奨金問題」争議勝利報告集会が2月22日に奈良市内のホテルで開催された。

「報奨金」とは奈良新聞社内で2003年12月から年2回のペースで突如始まった職員への賃金支給のこと。

支給がない職員は会社告知が無いため報奨金自体の存在を知らなかったという。組合は「不当労働行為」と労働委員会に申し立て、会社幹部の証人喚問が続けられていた。
「報奨金」には格差がある上、具体的な評価も曖昧で組合は賃上げや一時金要求の「抑制要因」となり実質賃金の差別支給とみて強く廃止を求めていた。

和解協定は、「報奨金制度を廃止し、報奨金を一時金に組み入れる」「査定の公平性・透明性を高め誠実に交渉する」ことを確認、「賃金改定や一時金に関する団体交渉において組合が求める資料を示す」「会社と組合は賃金水準の向上、賃金体系の見直し及び会社の業績の向上などに素直に意見交換し、会社の発展のため双方協力に努める」とした。

勝利報告は全国で不透明な「成績・成果」賃金制度の導入に闘う組合への大きな激励となっている。

原油高直撃 税金下げて もっと賃金改善を・・トラックパレードに50台【2面】

2月22日春闘勝利自動車パレードが行われた。建交労近物レックスの大型トラック、自交なら合同労組ミキサー車など約50台が集結し、梅林奈労連議長が「なくせ貧困、誰でも賃金の改善。闘う仲間を広げよう」と主催挨拶をした。今年のトラックパレードに参加して10回目の橋本昭宏さんは「10年前から給料は上がらず、生活は苦しくなっている。

国会でもガソリン、軽油の暫定税率の撤廃が国会でも議論されているが、今後は情報をもとにこの国の将来については国民参加で決定していきたい、建交労としても頑張りたい」と話す。

業績評価はやめて! 安心・安全の医療を守る【3面】

ここは以前国立西奈良病院と呼ばれていたが、2004年の法人化により、「奈良医療センター」として生まれ変わった。

「私たちの仕事は患者さんと接する事で神経も体力も使う。安心・安全の良い医療を行うためにも成績評価はなじまない。」と4月から導入で提案されている業績評価制度の学習中の職員らは語る。

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