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最新号 1月の奈労連新聞

妊婦検診を保証 全市町へのキャラバンで成果【1面】

毎年、国民大運動実行委員会が主催して行なう自治体キャラバンは、今年で18回を数える。衆議院選挙後生まれた民主党連立政権のもと、マニフェストで約束された県民の願いがどの程度実現されるのかという期待と不安の中での自治体当局との懇談となった。

県も医療分野で精力的に取り組んできた成果が浸透。また、『安心して産み、育てる』ことのできる奈良県にと要求してきた妊婦検診の公費助成は全市町村で14回が保証されるという成果に。

これでよいのか非正規労働者の労働条件 仲間の交流をはじめよう【2面】

全労働の宮本敏史さんが「法律に守られているパート・非正規労働者」と題して、労働法の根拠を丁寧に話した。右から2人目。濱家さんは「派遣労働切りで職を失ったが奈労連を知り救われた。しかし、まもなく雇用保険は切れる」と訴え、行政の保証を求めた。

不当労働行為の救済を 富士運輸分会が申し立て【2面】

富士運輸分会(奈良市)は11月19日、会社の「不誠実 断交」の数々を整理し、全面解決をめざし奈良県労働委員会に救済を申し立てた。 今回の救済申し立てで、懸案事項のすべての解決を追求する。(自交なら合同)

「村を残さなければ」 野迫川村では高田村長と懇談【3面】

高田幸篤村長は、「少子高齢化の先頭を走っている。子どもを生む年齢層が少ない」と実態を話し、「村に来てくれる対策として、準備金、移転費を補助するとし、村を残すための意気込みを語った。 奈良県社保協百上宜明事務局長は「和歌山との連携体制、役場の奮闘で医療に関しては農民の満足度が高いことに正直驚いた。村長の率直な意見を聞けてよかった。少子化には苦労されていると思った」と報告し、感想を話した。

「核兵器のない世界」への希望 核不拡散条約(NPT)ニューヨーク行動【3面】

梅林光生さん(奈労連前議長)

藤垣全弘さん(県年金者組合委員長・奈労連常任幹事)

解雇反対にご支援を 三交タクシー労組の斉藤陸幸さん【3面】

11月の第4回労組代表者会議で企業の野蛮な人権侵害、労働法蹂躙(じゅうりん)によって三交タクシー労組の斉藤陸幸さんが根拠のない全く不当な「懲戒解雇」をうけ、その名誉回復と組合の団結強化にむけてたたかっていることに関し、自交・合同労組に対する「組織攻撃・挑戦」と受け止めて、断固勝利させると決議した。

上野先生「公務災害」裁判 判決へ 〜「持ち帰り残業」などを証言〜【3面】

上野公夫先生の公務災害認定裁判は年明けにも判決が行われる見通しである。10月の裁判は、当時同じ6年生を担当していた先生が「持ち帰り残業」など、教員の実務実態を証言した。
「公務災害認定」の提訴に一審の奈良地裁は07年12月20日、「疾病の『公務起因性はない』、業務の『過重な身体的、精神的負担』はない」として請求を棄却した、しかし、教員の勤務実態の加重性を認める判例も以前に比べてよく出されており、多いに注目される。

労働相談センターだより 12月【3面】

12月の相談件数は、「全国ホットライン」(11月30日〜12月2日)16件(奈良−13、郡山-2、香芝-1)、郡山2件、香芝1件、継続含め41件。内訳は、「解雇・退職勧奨」(雇い止めも含む)が13件、「労働条件切り下げ」が8件、「賃金・残業等未払」が7件、「組合結成・加入」が5件、「労災・職業病」が3件、「労働契約違反」と「配転・出向・転籍」と「労働時間・休暇」と「倒産・工場移転」が各1件など。
組合加入は5人。「これでは我慢できない」と声を上げる人が続々と。

未払い残業代請求

建設関係の会社に勤務していた吉川(仮名)さんは、週6日、毎日12〜13時間の勤務。就職案内誌を見て、面接・採用となったが、契約書もなく口頭約束のみ。毎日、タイムカードを押してからも残業、社会保険は未加入。退職後、相談に、すぐ奈労連一般労組に加入して、会社に未払い残業代を請求。

お気に入りのお店 TORATTORIA MAEZAWA【4面】

一般労組の前組合員の前澤進治さんがイタリアンのお店を開業した。

ランチ:11時30分〜14時。ディナーは18時〜22時。要予約。

0744-43-0776 桜井市粟殿

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