8月5日、奈良地方裁判所は�潟nンナによる不当解雇撤回を求め１年半にわたり戦ってきた建交労組合員・上田浩貴さんの訴えを認め、解雇無効とした。労組の分会長として労働条件改善の先頭に立ってきた上田さんを些細なミスを理由に懲戒解雇。上田さんは「勝利判決を受けた直後から、組合敵視を崩さない会社と新たな闘いが始まっている。気持ちを引き締め、職場復帰目指します」と決意。

8月20日、奈良労働局・荒川あや子局長に対し、再審議を求める申立てを行った。 「この金額は奈良県内で働く労働者の生活レベルが隣接する府県と比べ、著しく低い。」と主張。最低賃金を800円以上を目標に底上げし、循環性の優れた地域経済のあり方を問うため、再度の審議をと求めた。

原水爆禁止2014年世界大会（広島）に奈良から代表41人が参加。8月4日、奈良県代表は定刻に出発。車中、金治団長から「なぜ原爆が落とされたのか。なぜ広島・長崎だったのかを考えてほしい。」と挨拶。日本被団協の坪井さんが「戦争で国民が守られていたことはない。原爆や戦争は二度とあってはならない」と挨拶。 閉会後、原爆ドーム前で記念撮影。「核兵器をなくそう」と感想を述べ合い、2015年NPT再検討会議に向けて奈良から10万の署名を集めようと決意。

7月26日、物流センター会議室で定期大会を開催。参加代議員から各所場の状況報告があり、「一言でも発言できるのは嬉しい」と大会恒例の発言は好評。議案は満場一致で採択され意気揚々と活動がスタート。 大会では関西勤労者教育協会の中田進副会長による講演があり、「憲法について改めて考えさせられた。もっと勉強する必要がある。」との感想が寄せられた。

奈労連一般労組総会 8月10日、奈労連一般労組の総会が奈良市内で開催された。 井ノ尾寛利委員長は、安倍政権の「戦争をする国づくり」、社会保障の改悪、消費税の増税などの暴走を国民の世論で食い止め、誰もが安心して生き、働ける社会を作ろうと呼びかけた。 また、来賓ではJMIUダイキン支部の青山一見委員長が最高裁あての署名の協力を訴えた。建交労ハンナ分会の上田浩貴さんは、解雇撤回の判決を勝ち取り、喜びの拍手が送られた。