ストップ雇用止め【1面】

新型コロナウイルスによる休業・賃下げ・解雇はごめんだ

大和郡山市(近鉄筒井駅前)で続けている宣伝活動

新型コロナウイルスの拡大を受け、労働組合では聞き取り調査や行政、使用責任者へ申し入れ、意見交換を行っているのはならコープ労組、奈良県教職員組合、奈良自治労連など。今求められているのは、感染防止に注意を払いつつ、幅広く意見、要求を結集する取り組みだ。

学校や自治体の判断を優先し、画一的な強制を行わないことを要請

自治労連は緊急に学童保育の現場実態を届け、「子どもの安全と学童指導員の身分保障、健康を守るように」と取り組む。

奈労連は組合を持たない労働者の要望は切実として、引き続き、宣伝や相談活動を進めている。

主張 【1面】

パワハラなくせ、人権尊重の職場を求め【2面】

奈労連・一般労組コカ・コーラ支部を結成(3月23日)

コカ・コーラ関連会社で働く社員が奈労連・一般労組に加入し、支部を数名で結成した。

社員は、所属変更に翻弄され、パワハラなどで精神的にも負荷が多く、病気で休む人も続出しているという。

奈労連では相談を受けながら、会社幹部が出席する団体交渉で一定の改善をさせてきたが、改善されない点も多く、訴えが続いている。
こうした中、岸さんら数名が集まり「世界のコカ・コーラとして誇りの持てる職場にしたい」との思いで支部を結成した。

マロン(株)代表・鈴木被告に未払い退職金など1億800万円の支払いを命じる判決【3面】

奈労連一般労組マロン支部(原告26人の組合員)が訴えていた「退職金等請求事件」の判決があり、鈴木福男被告に対して、「退社日記載の各日の翌日から支払い済みまで年6分の割合による金員を支払え」との判決が下された。

奈労連一般労組は、会社に控訴を断念させ、未払金を支払うよう本社を訪問するなど申し入れ活動、団体交渉を求めて行動していくことを意思統一した。

会計年度職員制度への移行は雇用を断絶させるものではない【4面】

奈労連が交渉で確認

奈良公園で働いてきた竹本さんは、4月の新年度を前に「今回の制度では雇用は約束できない」とされた。奈労連は組合員としての通知をもとに、県の責任者に新制度の趣旨に基づき申し入れていた。

担当責任者は「この間の実績を考慮するのは当然のこと」と理解され、新年度の継続が決まった。

奈良市や斑鳩町の臨時職員の雇用保障問題でも継続しての交渉を継続。新年度に改めて団体交渉を持つ。