奈良県の労働相談は奈労連へ 困ったときにはすぐお電話を!

最新号 2月の奈労連新聞

戦争する国でなく、格差なくし希望の持てる公正な社会を【1面】ー 1

22春闘勝利新春のつどい(1月9日・県教育会館)

奈良県春闘共闘会議・奈労連は、春闘勝利に向けて新春の集いを開催。

大企業の職場や組合に加入したばかりの労働者も参加し、会場からの発言も行った。

奈労連・松本俊一議長は主催挨拶で「政府は『新しい資本主義』と称して何かが変わるような印象を作り上げようと躍起になっているが、その本質は今までと変わりない。 これまで以上に大企業最優先の新自由主義を先越化する意図だ」と述べ、「要求を丁寧にくみ上げ、国民が立ち上がるたたかいにしよう」と呼びかけた。

非正規の拡大が貧困を生み出している【1面】ー 2

全労連・衛藤浩司常任幹事が講演

衛藤氏は「大企業はコロナ禍でも内部保留は466.8兆円に積み上げている。賃上げは可能である。職場と地域からたたかう決意を固めよう」と強調した。
参加者からの意見もあり、衛藤氏は要求の統一こそが重要とし、「立場を超え、労働者は大きく連帯してこそ力になる」と答えた。

主張 【1面】

主張

10年越しで勝利解決【2面】

マロン争議勝利報告集会

勝利報告会での記念写真。
木下正憲組合員、兒玉修一・畠中孝司弁護士ら。(奈良市にて)

木下さん(右)は闘争を振り返り、「みんなが自社製品に自信を持っていたし、粘り強く頑張れた。支援のおかげだ」と述べた。

未払い賃金の支払いを求めて組合結成し、裁判や労働委員会を経て、10年越しで勝利をした一般労組マロン支部が報告会を開いた。
奈良県労働委員会の「あっせん」の場で、西谷敏公益委員が会社の専務と取締役に「賃金不払いは刑事罰を伴う違法なものと承知されていると思うが」と是正を求める指摘をした。 しかし、裁判でも支払いを命じられながら従わなかったり、鈴木福男社長の突然死もあり困難を極めた。 報告会は木下組合員と兒玉修一・畠中孝司両弁護士、奈労連の松本議長らが出席した。 代表して井ノ尾委員長が、未払い賃金の支払いを徹夜交渉で求めたことなどを振り返り、支援に感謝の言葉を述べた。

組合加入して、団体交渉が力に【3面】

解雇撤回「合意書」締結や雇用延長を確認

専門学校の講師ら全員に対して社長から「今後は業務委託契約に切り替えたい。今までと変わらない。」と申し出があり、奈労連に相談があった。業務委託と雇用契約で何がどう変わるのかを学習し、確信を深めていった。奈労連として申し入れる中で社長は「一方的な変更はしない。これまで通りとしたい」と話した。

労働相談で解決次々

試用期間中に解雇されたが、撤回させて解決した人、懲戒解雇としないで普通解雇とするから応じてほしいと言われた人、奈労連に相談して解雇を撤回、2月中旬に職場復帰をする。

町から 村から 職場から【4面】

3・5原発ゼロ・被災者支援 奈良のつどい

 3月5日(土)12時30分〜14時45分
 JR奈良駅前広場(新型コロナ感染拡大状況により中止する場合があります)
 ※できれば当日、黄色のスカーフやリボンなどを身につけてご参加ください。

【ミニ講演】吉田明生さん(脱原発京都原告団事務局長)
 リレートーク終了後パレード

その他記事一覧

  • やすらぎの道(1面)
  • しゅんちゃん議長日記 48(2面)
  • 辻忠の健康講座 145(2面)
  • ランチタイム(3面)
  • それはどこに?51(3面)
  • 交流のひろば(4面)
  • おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
  • 短信(4面)
  • 事務局だより(4面)
  • ダンディ今井の音楽あれこれ 114(4面)

お知らせ・行事予定

2月の日程

2日(水): 春闘共闘常幹
6日(日): いのちとくらしをまもるローカルビッグアクション
15日(火): デイーセントワークデー
28日(月): 県内一斉駅頭早朝宣伝

過去の新聞

ページ先頭へ戻る

奈良労働相談ホットライン フリーダイヤル0120-378-060

奈労連新聞のお申込みはハガキかFAXで!1部100円

困った時にはすぐお電話を!

文字サイズの変更