過労死を「他人事」から「自分事」に【1面】

過労死等防止対策推進シンポジウム
[11月15日　奈良公園　バスターミナル2Fレクチャールーム]

基調報告をする牧内昇平氏

過労死等防止対策推進シンポジウムが11月15日、奈良公園バスターミナル2Fレクチャーホールで開催された。
　牧内昇平氏が「50人を超える遺族を取材してきたことから見えてきた過労死の実態」について基礎調査報告。過労死は自己責任ではない、「他人事」から「自分事」として、仕事がつらかったら、�@メモをする、�A頭の体操をする、いつもこころに転職活動を、�Bちょっとさぼって休息を、周りにつらい人がいたら「傾聴を心がけよう」と話した。

仕事がつらかったら、まずメモから

閉会挨拶で、シンポジュウム実行委員会の松本俊一議長が、労働組合の在り方がたえず指摘されている。各機関が連携し、パワハラがない職場と働く時間の管理の重要性について語った。全体で50数人が参加した。

閉会挨拶をする実行委員会の奈労連・松本俊一議長

主張 【1面】

物価高騰が住民の家計負担や中小企業の営業に深刻な影響【2面】

自治体財政も一苦労
〜第32回自治体キャラバン〜

五條市　全ての部・課代表が出席

災害対策の自衛隊基地問題では「市は引き続き国に要望する」と回答。
また、教育委員会は「学校給食の無料化に向けても努力している」と回答した。

御所市　全課、議会事務局が出席

地元要求書に対する文書回答を基に懇談が進められた。災害対策として、防災訓練の施設、河川の堆積物のパトロールや、浚渫(しゅんせつ)工事を実施していると回答。地元住民からは、自治会への加入が減っている、災害時には自治会の役割は大事と訴えた。

奈良市

自衛隊員募集に18歳・22歳になる青年の情報を奈良市が今年から自衛隊による名簿閲覧から名簿提供に変わった問題。本人の同意を前もって得ていないし、議会の同意も得ていない。
　奈良市総合政策副部長ら9人、奈良市実行委員会から玉井史朗委員長、中嶋潤二事務局長など27人が出席。共産党奈良市会議員6人が同席した。

誰も殺すな、今すぐ停戦を【3面】

11･9県民行動で松本俊一実行委員長(奈労連議長)が訴える
近鉄奈良駅前に100人参加

近鉄奈良駅前からのデモ。

死者1万人超え

今この瞬間も、ガザ地区では多くの一般市民が虐殺されています。グテイレス国連事務総長は「ガザの悪夢は人道的危機を超える人間性の危機」だと人道的停戦の必要性を訴えました。

戦争そのものが非人道

そもそも「戦争」は始めてはいけないのです。戦争は「攻める為」でも「守る為」でも絶対にあかん。始めたらあかん。それが悲惨な戦争を経験した先人たちの教えです。
　私たちはもう一度、その事を肝に銘じなければいけません。「戦争」そのものを。その非人道性を。今の日常が全て消えてしまうという現実を。

世論の平和の波の力で運動広げよう

今、日本の世界の「平和」が戦後最大の歴史的な岐路に差し掛かっています。
後から振り返って、あの時が起点だったと後悔しないよう。皆さん、今が踏ん張り時。世論の平和の波の力で世界の戦争を1日も早く止めさせましょう。ガザへの攻撃を今すぐやめさせましょう。

原発依存社会の暴走をとめよう【4面】

「老朽原発動かすな1万人集会成功へ」実行委員会が学習講演会

関西各地で取り組まれ、奈良では学習講演会を開催し、30人が参加した。
　学習会には奈労連・井ノ尾副議長、竹末事務局長、上月事務局次長や生駒の溝川さんらが参加。12月3日の1万人集会の成功を呼びかけている。